天文学や宇宙に関わる活動をされている方々をお招きし、どんな考えで活動をされているのかじっくり話をうかがいます。


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2018年
2月23日(金)
20:30〜22:00

宇宙に命はあるのか〜地球外生命探査最前線

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小野雅裕
(技術者(NASAジェット推進研究所)/作家 )
[講演概要]
美しい星空を見上げる時、こんな問いが頭をよぎることがないでしょうか。「我々は宇宙にひとりぼっちなのだろうか・・・?」その答えが、あと10年から20年で出るかもしれません。NASAの太陽系探査の最大の目的の一つが、宇宙に生命を探すこと、そしてそれにより「命」の謎を解くことです。火星サンプルリターンやエウロパへの着陸など、野心的なミッションが構想されています。本公演では、スピーカーによる新刊「宇宙に命はあるのか」の内容に基づき、NASAの地球外生命探査最前線と、「遭遇」により人類は何を学ぶのかについてお話しします。*会場にて新刊の販売はいたしませんが、ご持参いただいた方にはサインをします。

[講師プロフィール]
NASAジェット推進研究所(JPL)で火星ローバーの研究開発などに携わる。1982年大阪生まれ、東京育ち。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業し、同年9月よりマサチューセッツ工科大学(MIT) に留学。2012 年に同航空宇宙工学科博士課程および技術政策プログラム修士課程修了。2012年4月より2013年3 月まで、慶応義塾大学理工学部の助教として、学生を指導する傍ら、航空宇宙とスマートグリッドの制御を研究。2013年5月よりアメリカ航空宇宙局(NASA) ジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)で勤務。2016年よりミーちゃんのパパ。主な著書は、『宇宙を目指して海を渡る』(東洋経済新報社)。現在は2020年打ち上げ予定のNASA 火星探査計画『マーズ2020ローバー』の自動運転ソフトウェアの開発に携わる他、将来の探査機の自律化に向けた様々な研究を行なっている。阪神ファン。好物はたくあん。

[関連サイト]
* 小野雅裕のブログ Dream, work, and life of a NASA engineer