宇宙科学研究所が打ち上げた衛星「はるか」は大きなパラボラアンテナを持ち、地球上の 電波望遠鏡と組み合わせて観測を行うことで、直径3万kmにも及ぶ大望遠鏡に匹敵する 分解能を実現する宇宙電波天文台です。ブラックホールがあると考えられる非常に遠方に ある銀河の、中心付近から吹き出るガスの塊が移動している様子を観測するなど、様々な 成果を上げています。