八ヶ岳のふもと、長野県野辺山には、国立天文台野辺山宇宙/太陽電波観測所があります。 口径45mのパラボラアンテナからなる電波望遠鏡や、10mアンテナを6台結合させてひとつ の巨大な電波望遠鏡にする野辺山ミリ波干渉計などが運用されています。これらの電波望 遠鏡は、光では見えない低温のガスや遠方銀河の爆発的星形成、銀河中心部のブラックホ ール候補天体の発見など、目覚しい成果を挙げています。