2007年1月8日

Art is Everything

今日は東京都美術館で開催されている「NAU21世紀美術連立展」に行ってきました。
あまり美術館には行かない方なのですが、友人の作品が展示されているということで行ってきました。

現代美術の作品展なのですが、現代美術ってのがよくわからない(笑)
なんでこんなの描いたんだろう?
なんでこんなの画こうと思ったんだろう?
ってか、これ何?
という感じの作品がたくさん(笑)
もちろん、惹かれる作品もたくさんありましたよ。

さて、その後、九州からはるばる来ていたその友人と合流、
喫茶店でおしゃべりをした後、二人で品川にある原美術館に向かいました。
1930 年代に建てられた洋館を改装した美術館で、なかなかいい雰囲気です。
美術館の感想はとりあえず置いておいて(笑)、併設されていたミュージックショップのお話を。

並んでいるグッズを眺めながら感じたのは、
どんなものもアートにしてしまう、アートになってしまうんだなということ。
そして、生活の隅々にまでアートが浸透するようなグッズが多いこと。

たとえば、お香立て。
線香のようなお香を立てる場所がゆっくり回るようになっているんですね。
すると当然、お香の煙が模様を描く。
お香から落ちる灰も回りながら落ちるわけですから、下皿の上で模様を描く。
それがアートなんですね。
よく考えつくものです。

加えて目についたのは、なんと アントクアリウムが売っていたこと。
これはもともと NASA がスペースシャトルでの無重力実験のために開発したもの。
サイエンスグッズ・ワークショップのときにも話が出ましたが、
そのときはサイエンスグッズというカテゴリで取り上げられたわけです。
"癒し”という観点もありそうです。
そして、"アート”。
きれいな色のジェルに掘ったアリの巣、それをアートとして見るんですね。
絶対に同じものができない、アリが作る芸術というわけです。

ショップをゆっくりと眺めていて、
どんなものでもアートにできる、自分の感性次第でアートはどこにでも感じられるんだなと思いました。
僕も感性を磨きたいものです。

見てるだけでは飽きたらず、ついついいくつか買ってしまいました(笑)
それについてはまた明日☆

このように、科学だって本来日常のどこにでもあるもの。
そういう、ナニかを創り出したいですね。

それと、天文もアートになりうるはずですよね。
天体ってキレイですし、それ以上に、なにかインスピレーションを得られると思うんです。
可視光以外は見えないものなんだし。
もっとアート系の人たちと出会いたいですし、なにかしたいですね。
天体現象の説明文だけ渡して、そこから想像できるものを描いてもらう。
なにか生まれてきそうじゃないですか?

投稿者 KEN : 23:59 | -

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