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2006年11月20日

サイエンスアゴラ2006

今週末に開催されるイベントのため、天プラの一部は現在あわただしく活動しています。サイエンスアゴラ2006。お台場の日本科学未来館とその隣の東京国際交流館にて、11/25,26,27の日程で開催されます。

「アゴラ」とは、ギリシャ語で広場を意味するのだそうです。昨今、若干バブルにも似た勢いで拡大を続けるサイエンスコミュニケーション業界ですが、それを広く見渡したり、お隣さんが何やっているか見学してみたり、あるいはちょっと立ち止まって振り返ってみたりすることが十分にはできていないので、ここでひとつ見本市をやってみて、もう一回サイエンスコミュニケーションを考えようよ、というイベントだと私は理解しています。

広場というだけあって多種多様なイベントが開催されます。一般の方向けの講演会からサイエンスコミュニケーションに関わる人たちのためのワークショップ、あるいは「研究倫理」「科学とお金」に関するセッション、そして理系人と会社のマッチングイベントまで。その中で、いくつか個人的あるいは天プラで関わってるものをご紹介。

【科学ライブショー ユニバース出張講演】
11月25日(土)11:00-12:00 未来館7階
こちらは平松が個人的に関わっているものです。北の丸公園の科学技術館で毎週土曜に行われている「科学ライブショー ユニバース」が、数年ぶりにお台場に上陸。お客さんとコミュニケーションをとりながら進めていくまさに「生きたショー」なわけですが、もう10年も続いているんです。私が関わり始めたのは2001年あたりですが。近年のサイエンスコミュニケーションバブルよりもずっと前から鍛え上げられてきたこのショーは、事前申し込み不要です。メガスターの整理券とったけど上映まで時間があるそこのアナタ、常設メガスターにはないライブ感、ここにあります。

サイエンスカフェ・ワークショップ
11月25日(土) 13:00-15:00 未来館7階
最近流行のサイエンスカフェに関するワークショップです。天プラでもいろいろなところでいろいろなサイエンスカフェをやってきましたので、その紹介をポスターで行います。あと、その自由奔放な(学生離れした!?)活動実態を買われてか、平松がパネルディスカッションのパネリストとして登壇するらしいですよ。何話しましょうかね。この際だから何か言って欲しいことがある方はご連絡を(笑)。

サイエンスグッズワークショップ
11月26日(日)10:00〜12:30 東京国際交流館4階
こちらは天プラの企画です。上野の国立科学博物館のサイエンスコミュニケーター養成講座の有志の皆さんといっしょに準備しています。科学を伝えたい人とモノを作りたい人が一緒になって、新しいサイエンスグッズの企画書を作ってみるというブレインストーミング・ワークショップです。こちらはもう参加を締め切ってしまったので、終了後にまとめられると思われる報告をご期待ください。ワークショップのページには、既にたくさんあるサイエンスグッズを紹介するブログもあります。直球勝負から面白いの変なのまで登場しますので、こちらもお楽しみください。

国立天文台講演会 「冥王星が教えてくれた新しい太陽系の姿 〜惑星定義のすべてを語る〜」
11月26日(日)10:00-12:30 東京国際交流館3階
最後に、天プラとは直接関係ありませんが、国立天文台の講演会です。夏に話題になった惑星騒動について、惑星形成の研究者と観測天文学者が語ります。惑星の定義を決めた「国際天文学連合 惑星定義委員会」の7人の委員のうちの一人でもある渡部さんの生の声も聞けます。まだ申し込めそうです。

投稿者 平松正顕 : 23:51 | 科学コミュニケーション

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