2008年1月31日
ジェミニからイギリス撤退
12月30日のエントリに書きましたが、イギリスSTFCがジェミニ天文台から撤退するという話ですが、急展開を見せているようです。
Astronomy Blogに詳しく書いてありますが、結果的に
とのこと。そのほかの細かい議決事項も書いてあります。ここまできてしまったら、もう状況はよい方には向かわないのかもしれません。
何よりも2月以降に観測を割り当てられていたイギリスの天文学者が受けるショックは大きいでしょう。Astronomy Blogにも言及がありますが、割り当てられていた観測で博士論文を書こうとしていた大学院生もいるでしょうし、同じ博士課程の学生としてはなんともやりきれない思いです。自分ではいかんともしがたいレベルで研究の機会を失ってしまったわけですから。国際協定を結んだときの約束なのかもしれませんが、もう少しマイルドな決着の付け方はできなかったのでしょうか。
ALMAもそうですし、今後の大規模天文台は一国では規模が大きすぎるので国際協力での運用が基本になっていくでしょうが、各国の事情と国際協力関係の両方を並び立たせる力が必要になってくるわけですね。
イギリス国内でのジェミニ天文台の観測成果の広報がどれくらいなされていたのかわかりませんが、天文学業界とサイエンスコミュニケーション業界にとって、あるいは天文業界内のサイエンスコミュニケーションに対する考え方においても、大きなインパクトを与えることになりそうです。もちろん、日本においても。
投稿者 平松正顕 : 21:58 | hiramatsu log
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コメント
物性関連でも、撤退や分裂、補助金打ち切り、使用
取り消しとかあったりします。政治的な意図を感じさ
せる動きもあります。あたらしい技術とかの国際開発
とかだと、研究とか開発している以外の人々の利権の
せいで、突然、今までやったことはすべて忘れて、研究
試料・資料も取り上げとか、2年間はそのセクション
から追い出しとかが実際にありました。たまに、この
様な影響で、学位がふいになる人が居ます。
天文業界は、素敵な心の綺麗な業界だって思って
ました。もっと、スマートになって欲しいです。
投稿者 キャーJr. : 2008年2月1日 16:16

