2007年3月30日

life on earth

今日は、学会を途中で抜けて、
神奈川県立生命の星・地球博物館に行ってきました。
ここは学部 1 年の頃に授業のレポートを書くために来て以来、
4 年ぶりに来ましたね。

ここは、標本を数多く展示してある(標本が展示の大部分)、
と言う意味では古典的博物館のようなのですが、展示の仕方などはダイナミックで圧倒されます。
最初の隕石や岩石の展示は触れるようになっていたり、
露頭をそのまま剥がして展示してあったり、まさに本物に触れられます。
動物の標本なんかも、
「剥製はみんなのたからものです。やさしくしてね。」的なことが書いてあるだけで、
触るなとは書いてありません。

2 階には、神奈川のコーナーがあり、地域博物館としての役割も果たしているようです。
贅沢を言えば、この博物館で率先ボランティアを募集して神奈川県の自然を調査してほしいですね。
川崎市立青少年科学館のように)

そして、僕のお気に入りは「ジャンボブック」のコーナー。
実物百科事典、というコンセプトで、
館が所蔵しているコレクションや自然界のバラエティー、色と形の不思議などを
大きい本型の展示ケース(?)で見ることができます(写真参照)。
まさに、博物館は実物百科事典ですね。
(ここの展示は結構入れ替わるようで、新しい展示もいくつかありました)

この館は研究活動もしっかりやっていて、刊行書も多いです。

交通の便はいいので、ぜひ皆さんも一度訪れてみたください。

投稿者 KEN : 23:34 | 2007年度以前の記事 | コメント (172) | トラックバック (47)

2007年3月22日

piece of star

今日は釧路にきています。
釧路市こども遊学館で、友人で天プラメンバーでもある K 山さんがプラネタリウム解説員をしているのですが、
今年度いっぱいで退職ということなので、最後に投影と彼女が作った番組を見に来たのです。

いや〜、来釧 6 回目。 今まで行った都市の中では最高回数ですよ(笑)
 #ちなみに 2 位は 5 回訪れた京都。
さすがに北海道道東の地。寒いね〜。

今日はたまたま K 山さんがお休みの日だったので、遊学館に行く前にいろいろとデートしてきました(笑)

まずは、 お昼ご飯を食べに老舗蕎麦屋、竹老園へ。
なんでも、北海道は蕎麦の生産量日本一だそうですよ。初耳だ。
おいしいセットメニューをごちそうになりました。

竹老園でマガモたちの鴨模様(?)を眺めつつ、釧路市生涯学習センター「まなぼっと幣舞」へ。
ここは今まで行ったことなかったんですよ。
というわけで、10 階展望台へ。
今日は天気が良くて、市内一望はもちろん、遠く雌阿寒・雄阿寒の山並みまで見えました!

そのあと、イチゴ大福を買いに和菓子屋「二幸」へ。
実はイチゴ大福は人生初挑戦。
今までイチゴとあんこを同時に食べるなんてあり得ん! と頑なに拒否してきたのですが、
同じく人生初挑戦を先日経験した K 山さんのオススメイチゴ大福なので、挑戦することに(笑)

で、買った和菓子を持って一番の目的、遊学館へ。

展示で少し遊んだ後、まずは家族向け番組「くまのしっぽのひ・み・つ」を見ました。
北斗七星を中心としたおおぐま座の話。
世界で北斗七星をどう見ていたかの紹介や、おおぐまのしっぽが長い理由の説明を中心に、
光害や自然との共存というメッセージも入っていました。
そのあたり、クマやキツネなどの野生動物と共存している北海道ならではの説得力があった気がします。
しかし、あのクマの絵。K 山さんの影響か、リラックマしか見えない!!(笑)
しかも、エンディングに流れた曲は、宇多田ヒカルが歌っている「みんなのうた」の『ぼくはくま』。
全然何の曲か知らなくて、周りの子どもたちがみんな歌えて、かなりびっくりでしたよ(笑)

続いてメインの K 山作品「星くずの記憶 〜ぼくらは、星のかけら〜」。
なんと、T さんのはからいで、休日にもかかわらず K 山さんが解説してくれることになりました。
明月記の記録からはじまって、超新星爆発の話、
そして私たちをつくっている元素は実は星の内部や超新星爆発によって生まれたものだというお話。
オーソドックスではありますが独自な展開で、
加えて遊学館のプラネタリウム「ジェミニスターU」の能力を生かした番組になっていたと思います。
なかなかドラマチックで壮大な展開で感動しました。

以前、K 山さんになにか番組のネタがないか聞かれたときに出したアイデアからできた番組らしいのですが・・・
自分だったらここまでの番組にはならないだろうなと思いました。
そして、思い起こせば今年は超新星 SN1987A 爆発 20 周年の年。
アイデアを出したときはそんなこと微塵にも考えたなかったですし、
K 山さんや T さんも気づいてなかったようですが(笑)、いいタイミングでもありました。

なんでもロングラン投影となっているそうで、ぜひ釧路市民の皆さんに見てもらいたい番組ですね。

K 山さんにはちらっと話したのですが、
遊学館が開館して約 1 年半、今までほとんどすべての番組を見てきたのですが、
遊学館の「色」が固まってきたように思います。
なかなか言葉では表現できないのですが、良い意味で手作り感が出ていて、遊学館の作品は見ればわかるんじゃないかな。
そして、作品が進化してきていると思います。
正直、初期の頃の番組はなんていうか、「こなれてない」感がありましたから。

これからの更なる進化に期待したいと思います。
また遊びに行きますよ!

投稿者 KEN : 22:41 | 2007年度以前の記事 | コメント (43) | トラックバック (41)

2007年3月21日

Starry Day

3 月 17 日からスタートしていた
「どうして?神沢利子展〜ウーフからの招待状」
今日は、「ほしの日」ということで、
読み聞かせ小屋をプラネタリウムに見立て、星座や天文の話をするという日。
天プラからは平松・塚田が参加です。

読み聞かせ小屋の概要は、3 月 15 日の記事「Make the House」にも書きましたが、
中はちょっとしたプラネタリウム(?)になっていて、
北緯 50 度=神沢さんが以前住まれていたというサハリンの星空を再現しています。
そして、神沢さんの物語によく登場する北斗七星を豆電球で作り(写真)、
その他の星も極力正確に、こちらは穴を開けて表現しています。

というわけで、今回は北斗七星を中心としたお話。
10 分間という短い時間なので、何を話そうか直前まで悩んでいたのですが、
結局話した内容は、

「北斗七星の星並びが何の形に見えるか?」
「北斗七星が日周運動でぐるぐる北の空を回る話」
「北極星の見つけ方」
「おおぐま座とこぐま座の話」

北斗七星の形は、いろいろなアイデアがでて面白かったですが、
「洗濯用洗剤のスプーン」というのがあまり通じなかった・・・みんな、お手伝いしてないな?(笑)

おおぐま座やこぐま座は、星並びがしっかり再現されていて、
作った平松さんに感謝です!

くまのしっぽが長い理由の話は大盛り上がりでした(笑)

春になって、少しでも多くの家族連れが夜空を見上げて、北斗七星を探してもらえればと思います。

フォトアルバム

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2007年3月21日

【bloom】 Someiyoshino / 【開花】 ソメイヨシノ

2 月はかなり暖かくて、このまま春の到来か!と思いきや、
3 月に入ってからは意外に寒い日が続き、冬に逆戻りって言う感じでしたね。

それでも昨日、東京では観測史上 3 番目に早いソメイヨシノの開花宣言が発表されました。
天文台はというと・・・こちらもちらちら咲き始めていました。
満開になるのは 3 月も終わりの頃でしょうか?
ちょうど日本天文学会の最中かもしれませんね。

その頃にはぜひ、天文台でお花見でも!
常時公開コースからもよく見えますよ。

投稿者 KEN : 07:10 | 2007年度以前の記事 | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年3月18日

Space Mitaka -Final Day-

いよいよこのイベントも最終日を迎え、盛況のうちに終わることができました。

今日は自分が店を開けたのですが、
最初はメンバーが来なくて、もう大焦りでしたよ(笑)
こっちは神沢展の方にも行かなきゃいけないというのに!
まぁ、ヘルプメールを投げて、
その後すぐに人が来てくれたのでなんとかなったのですが(苦笑)
神沢展の合間に、あちらの実行委員の方々も数名、足を運んでくださいました。

今日のカフェトークは内藤さんによる「元素は宇宙を流転する」。
タイトルは勝手に決まったらしいのですが(笑)、
今、世の中にある多様な元素は恒星の中で作られ、そして星の死とともに宇宙空間にばらまかれていった、というお話。
ATP にも通じますね!(笑)
最初の哲学者たちがたくさん出てきたスライド、かっこよかったです☆

そして、みたか宇宙塾の C コース 3 時限目と 4 時限目。
平塚市博物館の学芸員で天プラのメンバーでもある鳫さんも来てくださいました。
まずは恒星の世界のお話をした後、望遠鏡の組み立て講習。
今回は晴れていたので、実際に三鷹駅前に望遠鏡を持ち出して土星を観望しました。

最後のエンディングトークは高梨さんのアストロバイオロジー。
 #本当は初日のネタだったんですけどね(笑)
生物をデザインしてお絵かき、なども皆さんでやってもらいました。

で、もう今の時間は、我々だけでダラダラと(笑)
なんか、怪しげな DVD が流れようとしていますが・・・。

今日は帰れないですね(苦笑)

今日の様子はこちらもご覧ください。

投稿者 KEN : 23:45 | 2007年度以前の記事 | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年3月17日

Space Mitaka -Fifth Day-

このイベントも残すところあと 2 日。
時間が経つのは早いものです。

まずは今日のカフェトーク。
高梨さんによる超新星のお話。
お客さんがなかなかコアな皆さんだったので(笑)、
かな〜り深いところまで話がいきましたね。
予定時間をかなりオーバーしての盛りだくさんな内容でした。

途中、(財)平成基礎科学財団の方々も視察に訪れました(注)。

続いて、夕方からはみたか宇宙塾の C コース。
C コースとしては初回の今日、星座に関するお話と太陽系に関するお話を平松さんが話しました。
星座については、自分も少しまとめたスライドを作りたいな〜と思いましたね。
ちゃんと天文学も絡めた、だけど、古天文学や民俗学、科学史なども織り交ぜた感じにしたいものです。

夜はトークライブ、今日のゲストは東京大学の竹沢悠典さん。
人口DNA についてや宇宙の生命は地球の生命と同じような DNA を持っているか、というお話でした。
今日もいろいろな発見がありました。
ヒトの遺伝情報は、実は 750MB しかなかったり、
DNA は A、T、G、C の 4 種類の塩基で構成されているため、
もし、同じ DNA を他の惑星系の生命がつかっていたとしたら、
そのバリエーションの限界から、まったく同じ生物がいる可能性があるはずだ、など、
意外な話に大盛り上がりでしたね。
宇宙生命との交信の話も出ました。

さてさて、明日はいよいよ最終日。
ぜひとも、盛況のうちに終えたいものです。

まだ一回も来ていないそこのあなた! 
明日が最後のチャンスですよ!!

今日の様子はこちらもご覧ください。

(注)みたか宇宙塾が、東京大学大学院理学系研究科、および東京大学素粒子物理国際研究センター、   (財)平成基礎科学財団が創設した『第 1 回 楽しむ科学コンクール』採択課題であり、その助成を   受けて活動を行っているため、その視察に訪れたのです。

投稿者 KEN : 23:51 | 2007年度以前の記事 | コメント (25) | トラックバック (19)

2007年3月17日

Invitation card from U-fu

今までにもこの blog で何回かご紹介してきましたが、
我々がプラネタリウム兼読み聞かせ小屋の制作と工作準備に携わってきた
「どうして?神沢利子展〜ウーフからの招待状〜」がいよいよ、今日から始まります。

小屋は内装含め無事に完成したそうで、あとは壊れないことを祈るのみです。
お時間のある方はぜひお越しください!
僕も工作の時間には会場にいます。

以下、展覧会の web ページより。

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どうして?神沢利子展〜ウーフからの招待状〜

2007 年に年間を通じて続く「神沢利子展プロジェクト」のキックオフ企画として、
神沢さんの作品世界への入り口となることをめざした展覧会です。
作品への興味を喚起するために展示内容に工夫を凝らすと共に、
実際に作品を手に取ることもできる居心地のいい読書スペースを設けています。
市民によって独自の視点で考えた構成自体が、大きな特長となっています。


1 「どうして?」を「哲学するくま・ウーフ」といっしょに考える展示です。

「どうして?」は、教科書などでも広く知られている『くまの子ウーフ*』の台詞です。
ウーフは日常の不思議に「どうして?」と問いかけ、自分で考えるくまの子どもです。
この展示では、「哲学するくま・ウーフ」を案内人に、「自分はなにでできているのか?」「いのちって?」など、5 歳の子は5 歳なりに、熟年の方は熟年なりに、自らに問う展示を目指します。
*『くまの子ウーフ』は長年にわたって小学校国語教科書に使用されている国民的幼年童話。累計350万部(文庫、絵本などを含む27タイトルの総部数)。
6ヶ国語に翻訳され、台湾・韓国・オランダ・ドイツ・ブラジル・フランスで出版されています。


2 三鷹の童話・絵本作家、神沢利子さんへの市民の愛情がつまった展示です。

神沢利子さんは、日本を代表する世界的な児童文学・絵本作家*ですが、『くまの子ウーフ』の誕生した1969 年から37 年間三鷹に在住し、82 歳になられた今も、三鷹から世界の子どもたちへ豊かな物語とことばを発信し続けています。
三鷹市の呼びかけで、神沢さんの作品を愛する市民ボランティアが集い、勉強会や読書会を開きながら、過程も楽しみつつ作り上げていく“生きた展示” が当キックオフ企画です。
神沢さんの作品を愛する読者の目で取り上げた、「たまご」「くま」「星」「台所」「とぶ」「いのち」など、身近で新鮮な展示テーマにも注目してください。
* 神沢さんは2006 年国際アンデルセン賞ノミネート日本代表に選ばれました。


3 「ことば」を見つめる展示です。

絵本の展示というと、原画や複製画の展示を思い浮かべますが、神沢利子さんは「ことば」の作家。
親子で声に出して音やリズムを楽しんだり、一人の胸に受けとめたり、口と耳と目にうれしく、
心に届く「ことば」の展示を工夫しています。 とはいうものの、貴重な原画展示も、予定しています。
昨年惜しまれつつ亡くなられた長新太さんが絵をつけた三鷹周辺が舞台の作品や、神沢さん直筆の原画もお楽しみください。


4 居心地のいい読書スペースのある展覧会です。

できるだけ多くの子どもたち、大人たちが、神沢作品を実際に手にとり読むことを目的に置いた展覧会なので、本と居心地のいい読書スペースをたっぷり用意します。 親子で一緒に絵本を楽しんだり、読み聞かせをしてもらったり、ゆったり寛いで思い出の一冊を読ふけったりしてください。


5 プラネタリウムにもなる読み聞かせ小屋があります。

星空をイメージした読み聞かせのための空間は、天文学の普及を目指す学生たちの団体「天プラ(天文学とプラネタリウム)」の協力で制作します。
神沢さんの愛する北斗七星の下で、寝ころぶこともできます。


6 そのほか…たくさんの楽しみが待っています。

毎日の読み聞かせや工作ワークショップのプログラム、作品の世界を五感で感じる展示、参加型展示、本を読みながらくつろげる屋外カフェコーナーなど、たくさんの楽しみがあります。
神沢利子さんご自身による読み聞かせも予定されています。
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2007年3月16日

Space Mitaka -Fourth Day-

このイベントもいよいよ終盤戦、あとは土日を残すのみとなりました。
今日は、カフェトークが自分の出番。
そして、トークライブは ICU の河本さんでした。

直前まで PPT をつくっているというギリギリぶりでしたが、
お客さんも 3 人来てくださり、はじめこそなんとなく固かったものの、
最後の方は質問もたくさん出て、和やかな雰囲気の中話せました。
一人の方は mixi でこのイベントを知ったとのこと、mixi おそるべし!

そして、今日のメインイベント。
河本聡子さんによるトークライブ。
タイトルは「近接場光と私」。
科博 SC の S 馬さんや F 士さん、F 田さん、針谷さん( 2 日目のスピーカー)も
応援(?)に駆けつけてくれました。

でも、最初タイトルを見たときは、まさに ????? でしたよ(笑)
近接場光なんて単語、まったく聞いたことなかったですから。

非常濃い内容でしたが、その世界の一端を垣間見れたような気がします。
写真はライブの様子です。
しかし、知らない世界を知るというのは面白いですね。
2 日目の針谷さんのトークライブもそうでしたが、まさに、初めて耳にする、目にするようなものばかり。
お客さん以上に、我々が一番楽しんでいるのかもしれません。

自分の話も、他分野の人たちを惹きつけられているのだろうか・・・。

さぁ、最後の 2 日間は土日。
どのくらいお客さんが来てくれるでしょうか?

今日の様子はこちらもご覧ください。

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2007年3月15日

Make the House

今日は、Space Mitaka には顔をほとんど出さず、
朝から晩までず〜っと、神沢利子展の読み聞かせ小屋制作でした。
昨日のうちに天文台から会場への物資の運搬は終わっていたので、
今日はいよいよ組み立てです。

ところが、会場の床に敷くカーペットが届かないというアクシデント発生!
とりあえず屋内でできることをちょこちょことやってカーペット到着を待ちます。
ちょっと早い昼食後、カーペットが到着。
ようやく本格的な小屋組み立て作業の開始です。

写真は土台の骨組みを立てたところ。
どうなるかまだ想像もつきませんね(笑)
壁の段ボール貼ったり、隙間をガムテープで埋めたりしているうちに、
屋根用の骨組みの一本を天文台に忘れたことが発覚!
平松さんが、J マートで木材を買い、軽トラックを借り、天文台まで行って木材を回収、
会場まで運び、さらに J マートに車を返しに行くという、「グレート・ジャーニー」をすることによって、
なんとか忘れた骨組みも持ってくることができ、いよいよ屋根の取り付けです。

これが本当に怖かった。
なかなか土台の骨組みを接合する場所がないんですよ。
屋根が落ちるんじゃないか、屋根の骨組みが折れるんじゃないか、冷や冷やです。

とりあえず、両端の屋根を取り付け、屋根の骨組みをもう一本追加することを決定。
さすがに 3 個目だけあって、かなりスムーズに作れましたね。
真ん中の屋根を取り付け、間を段ボールで埋めて、とりあえず外観は完成。
窓も作りました。
細かいところは残っていますが、それはまた明日。

しかし、2 週間、もってくれるだろうか。
それなりには作ったつもりですが、子どもたちのこと、何をするかわかりませんから(苦笑)
体当たり等はくれぐれもやめてもらわないと。

さてさて、明日はこちらには来れませんが、無事に完成することを祈っています!


フォトアルバム

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2007年3月15日

Space Mitaka -Third Day-

この日は朝にお届け物をしに行って以来、 22 時過ぎまでまったく顔を出せませんでした。
次の記事にあるように、神沢展の準備に行っていたからなのですが・・・。

今日、参加した方、ぜひぜひ様子を教えてください!

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2007年3月14日

Space Mitaka -Second Day-

さてさて Space Mitaka も開店二日目。
まだちょっとバタバタしている感がありますが(苦笑)、
お客さんもちらほらと来られています。

今日から亀谷さんの星景写真展の開催も始まりました。
写真はその様子です。
販売もしていますので、ぜひ記念に一枚。

みたか宇宙塾も今日からスタート。
皆さん、熱心に聞いておられました。
明日は望遠鏡の組み立て講座です。
ぜひしっかりと覚えて、たくさん望遠鏡を使ってもらえればと思います。

お昼過ぎには、今月末にある日本天文学会ジュニアセッションで発表するという K 高校の高校生も来店。
高梨さんに指導を受けつつ、昨年ジュニアセッションで発表した K 田さんにいろいろ話を聞いていました。

夜のゲストトークは、日本獣医生命科学大学の針谷亜希子さんが登場。
畜産学の立場から、自分たちの身近な動物、特に「食」にかかわる動物の中から牛を題材に、
乳牛の生活や「ウシ」が「ギュウ」になるまでの過程などを、話していただきました。

私たちは普段、「いのち」を食べています。
しかし、生きている「ウシ」がスーパーなどで売られている「ギュウ」なるまでの過程は、
「目に触れてはいけないもの」のように扱われ、ほとんどの人がその中身を知らないでしょう。
もしかしたら、「いのち」を食べているという自覚すらもない人もいるかもしれません。
自分も今回、初めて聞く話ばかりでした。

そして「いただきます」という言葉。
料理をつくってくれた人に感謝、「いのち」を提供してくれた動物・植物たちに感謝、
そしてもう一つ、


「いのち」を「食べ物」へと変える仕事をしてくれている方に感謝


今回、一番印象に残った言葉です。

誰もが自分で動物の「いのち」を奪いたくはない。
しかし、食べなければ自分たちも生きてはいけません。
ある意味ではその「汚れ役」とも言える役割を引き受けてくれた方に感謝をする。
大切なことであるにも関わらず忘れてしまいがちなこの気持ち。
これからもしっかりと考えていきたいと思いました。


明日からはちょこっと(?)内装が変わります。
どう変わったのかは、来てからのお楽しみ☆

今日の様子はこちらもご覧ください。

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2007年3月13日

Space Mitaka -First Day-

初日、無事終わりました。
オープニングトークは、
高梨さんが来られないというハプニングもありましたが(笑)、
お客さんも少ないながらたくさんの質問が飛び交い、
充実した時間を送っていただけたのではないかと思います。

写真はお客さんにお出ししている「太陽系クッキー」。
K 安さんと M 瀬さんが考えてくれました。
具体的な紹介はまたしますね〜。

明日は天文学以外のスピーカーも登場します。
明日も楽しみですね☆

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2007年3月13日

OPEN !

Space Mitaka 「宇宙と遊ぶ一週間」 がいよいよ開店しました!
まだまだ準備不足ですが、ぜひ、お立ち寄りください。

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2007年3月12日

Space Mitaka

3 月 13 日から下記のようなイベントを開催します。

天文に興味ある方、
大学院生という奇特な生物種に出会いたい方、
天プラの活動をごらんになりたい方、
っていうか、天プラって何?という方、
ぜひお越しを(笑)

16日には自分も話すことになってしまっています。

以下、プレスリリースです。
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関係者各位 2007年3月11日

この度、2007年3月13日〜18日に、下記の通り三鷹駅前にて期間限定サイエンスカフェ "Space Mitaka"を開店することになりましたので、ご周知いただけますようお知らせします。

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■□ 期間限定サイエンスカフェ"Space Mitaka" □■ 〜宇宙と遊ぶ1週間

天文学を専攻する学生や科学館関係者などが作る天文学普及ネットワーク「天文学とプラネタリウム」(天プラ)では、下記の期間、三鷹駅前にあるギャラリー「スペースみたか101」にてカフェイベントを開催します。
天文講座「みたか宇宙塾」の他、毎日おやつの時間には天文学を研究するゲストを招いての「カフェトーク」、夜は天文学に限らず様々な分野のゲストとのトークを楽しむ「トークライブ」などを毎日行います。
イベント開催時間以外も、通常の喫茶スペースとして開放します。
また、天体写真の展示・販売や天プラがこれまでに手がけてきた様々なグッズの販売も行う予定です。

◇サイエンスカフェとは?
サイエンスカフェとは、街中のカフェなどで、科学に携わる人と参加者が気軽に会話を楽しんだり意見交換したりすることを目指して開催されるイベントです。科学をより身近に感じられるイベントとして、数年前から日本各地で様々な取り組みが行われています。

天プラでも、これまで調布飛行場や大原美術館(岡山県倉敷市)、紀伊國屋書店札幌本店など様々な場でサイエンスカフェに取り組んできました。これらのイベントは、日時を決めて限定的に開催されるため、ぶらりと立ち寄って気軽に科学を楽しむというスタイルの実現が困難でした。そこで、今回は1週間という期間限定ではありますが毎日午前中から夜まで連続した
場を確保することで、科学に触れて楽しむためのバリアをより一層低くすることを目指します。

なお、期間中に開催する事前申込制の天文学連続講座「みたか宇宙塾」は、(財)平成基礎科学財団、東京大学理学部および素粒子物理国際研究センター主催の「第1回楽しむ科学コンクール」からの助成を受けて開催されます。


■□ 開催概要 □■
2007年3月13日(火)〜18日(日)
三鷹駅前共同ビル1階 「スペースみたか101」
(JR中央総武線三鷹駅下車、南口デッキ左手突き当たり一階)

開店時間 13:00-22:00(ただし、3/13は18:00よりオープン)

主なイベント
○みたか宇宙塾
 “星空の楽しみ方”を学ぶことに主眼をおいた連続講座。身近な星座の見つけ方から太陽系・銀河さらにその先までわかりやすく紹介します。
 また、望遠鏡の扱い方も解説し、受講者には望遠鏡操作ライセンスを発行して天プラが所有する望遠鏡を貸し出します。(事前申込制)

○カフェ・トーク
 天文学研究の現場にいる若手研究者や大学院生とのフリートーク。最先端 の研究内容から研究者の日常生活まで、様々な話題に気軽に触れることができます。(参加無料・申込不要)

○トーク・ライブ
 天文学に限らず科学のいろいろな分野を専門とするゲストを招いて、対話を楽しみます。ある話題をいろいろな方向から見ることで、これまでにない科学の楽しみ方もきっと見えてくるはず。(参加無料・申込不要)

詳細な情報については、
http://www.tenpla.net/space/
をご覧ください。

----イベントスケジュール
3/13(火) 20:00〜21:30
「宇宙は生命が満ちる世界か?」
高梨 直紘 (東京大学理学系研究科天文学専攻博士課程在学)

投稿者 KEN : 18:43 | 2007年度以前の記事 | コメント (95) | トラックバック (1)

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