平松の活動記録 on tenpla.net

2007年11月20日

これからの科学はどうあるべきか

イベントのご案内です。

今週末 11/23〜25 にお台場（日本科学未来館/東京国際交流館）で、「サイエンスアゴラ」が開催されます。サイエンスコミュニケーションに関する様々なシンポジウム・ポスター発表・展示などが一堂に会するイベントです。昨年は天プラも活動紹介のポスターを出したり、サイエンスグッズ・ワークショップを開催したりしました。

その中で、東大理学系研究科の科学コミュニケーション活動グループ 0to1 (ゼロトゥーワン) 主催のシンポジウムが開催されます。

私も末席を汚している 0to1 は、理学系研究科に所属する様々な専攻の大学院生の集まりで、『研究者と社会のコミュニケーション』と『異分野の研究者同士のコミュニケーション』というふたつの柱を持って、『科学のアウトリーチ』と『社会の中での科学のあり方についての議論』を行っています。今回のシンポジウムでは、研究のスタイルが異なる4つの分野の大学院生が自分野の問題点を提起し、それをもとにこの先の科学はどうあるべきか？
を議論します。

天文学の話は明示的には出てこないかもしれませんが、他のいろんな分野の研究の実態を垣間見ることができて興味深いと思います。実際私も準備段階の議論には少し顔を出したのですが、こんなにも分野間によって常識は違うものか、という面白い議論になっています。研究者を目指す方もそうでない方も、ぜひのぞいてみて下さい。

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「未来のサイエンスのあり方とは -激化する競争と協力の間で-」
日時： 11月24日(土) 10:00-
会場： 東京国際交流館 3F メディアホール
内容：
研究者の日々の生活リズムから研究業績の評価法まで、サイエンスのあり方は分野によって大きく異なります。しかしどの分野でも、不必要なまでの競争、研究費の高騰、研究分野の細分化、といった問題が生じています。現代科学は本当にこのままで良いのでしょうか？ここでは、4人の学生が語る各分野の問題点を基に、現代科学が抱える問題を見つめ直し、競争と協力のバランスと未来のサイエンスのあり方を考えます。
登壇者：横山 広美 氏(東京大学・理・広報・科学コミュニケーション 准教授)
小寺 千絵 氏(東京大学・理・生物科学 M2)、
佐々木 浩氏(東京大学・理・生物化学 D1)、
松尾 信一郎 氏(東京大学・数理 D1)、
豊田 丈典 氏(東京大学・理・地球惑星物理学 M1)、
岩崎 渉氏(東京大学・新領域・情報生命科学 D1)
プログラム：
10時00分 開会挨拶
10時05分 「分子生物学のあり方　〜実験科学・スモールサイエンス〜」佐々木 浩 氏
10時20分 「純粋数学のあり方　〜理論科学〜」松尾 信一郎 氏
10時35分 「惑星科学のあり方　〜観測科学・ビッグサイエンス〜」豊田 丈典 氏
10時50分 「生物情報科学のあり方　〜複合領域・創成科学〜」岩崎 渉 氏
11時05分 来場者を交えてパネルディスカッション
11時55分 閉会挨拶
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投稿者 平松正顕 : 08:40 | 科学コミュニケーション

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コメント

投稿者 sasaki : 2007年11月22日 05:04

投稿者 平松正顕 : 2007年11月22日 22:24

投稿者 グッチ 靴 レディース : 2012年11月10日 04:37

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