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2009年2月4日

天文学のパトロン

世界天文年2009の公式ページに、天文年のパトロンが誕生した、というニュースが出ていました。その人とはレーザー物理学者Dr. Mani Bhaumik、視力回復手術のレーシックに使われるレーザーを開発した人で、いまは本を書いたりテレビに出たりしている人だそうです。公式ページにこうして「パトロン」として掲載されるからには、相当額の寄付をしたのでしょうね。

もともと天文学の分野では、特にアメリカにおいては個人や財団からの寄付が非常に大きな役割を持っています。世界最大口径10mの主鏡を持つケック望遠鏡はケック財団の資金援助によるものだし、NHKの銀河宇宙オデッセイに出てきたラスカンパナス天文台はカーネギー財団が運営しているし、史上最大の宇宙地図を作るスローンデジタルスカイサーベイはゼネラルモータースの創始者アルフレッド・スローンの財団からの資金援助を受けています。チリに建設予定の新望遠鏡LSSTにかのビル・ゲイツが3000万ドルを寄付した、ということもありました。

日本でもそういう例はあります。京セラ/DDIの稲盛さんがラスカンパナス天文台のマゼラン望遠鏡に300万ドルの寄付をしていたり、京大が計画している国内最大口径3.8m望遠鏡にナノオプトニクスが資金提供したり。寄付に対する文化が違うとか税制優遇措置の度合いが違うとかよく言われますが、国が行う観測装置の整備を税金として間接的にサポートするだけでなくて、科学の究極のエンドユーザーたる国民ひとりひとりが直接サポートするという形ももっと広まっていいと思います。

そんなわけで(かどうか知りませんが)行われている天文学振興募金。国立天文台の行う活動全般を支援する募金です。天文学的に高価な観測装置が買えるほどの募金が可能な方はそうそういらっしゃらないと思いますが、研究者や大学院生が海外の観測所に行く時の旅費補助や、天文学の成果の発信のための資金援助であれば、少額であっても効果は大きいと思います。世界天文年2009の国内活動を支援するという項目もあります。不況で厳しいさなかではありますが、余裕のある方はぜひご協力くださいませ。

投稿者 平松正顕 : 22:50 | 世界天文年2009

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コメント

こんにちは。望遠鏡と言うと。何故かメガネを想像するんだよね。何しろ目が悪くいつも視力回復考えているんで。

投稿者 まーくん : 2009年3月4日 10:06

こんにちはー★★ひろなです★ひろなの学校はもう修学旅行が5月にあったよ★京都、奈良、大阪へ行ったよ(^o^★   質問!! 好きな服のブランドは? 返事待ってます!

投稿者 前田敦子 ツイッター : 2013年6月14日 11:34

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