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2008年7月12日

宇宙を身近に。

ちょっと紹介する時機を逸してしまいましたが、7月1日に仙台市天文台が移転・リニューアルオープンしました。前身となった旧仙台市天文台は1955年のオープン以来たくさんの人の頭と心に宇宙を刻んできたそうですが、老朽化と観測環境の悪化で今回の移転となったそうです。口径1.3m望遠鏡とドーム径25mの最新プラネタリウムを備える、日本トップクラスの天文台と言えるでしょう。機会があればぜひ行ってみたいものです。

で、新天文台オープンに先駆けてロゴが発表されていました。ウェブページ左上にある矢印の形をしたロゴです。これを初めてみたときは正直言ってそんなに強い印象をうけなかったのですが、あとからその威力を感じることになりました。天文台のサイトや、ロゴの変更を取り上げる Brand New というサイトに載っている他のヴィジュアルイメージと一緒になるとすごくかっこいいのです。

ヴィジュアルを担当した the johnson bank のサイトには、様々なイメージが掲載されています。女の子が土星の輪でフラフープ遊びをしていたり、陸上選手が走っているトラックに木星や土星が並んでいたり、コーヒーカップに天王星の輪があしらわれていたり。「宇宙を身近に」という仙台市天文台のコンセプトを johnson bank のデザイナーが解釈するとこうなるということでしょう。そして矢印ロゴを入れることで、仙台市天文台が宇宙を身近にする役目を果たすという形が見えてくるわけです。うまいですね。1.3m望遠鏡もデザイナーがかかわったという話も聞きました。デザインも含めた総合力で宇宙の魅力がさらにアップすれば、言うことなしです。


あ、新しい仙台市天文台のミュージアムショップでは我らがATPも販売中ですので、ご訪問の際にはぜひ。

投稿者 平松正顕 : 19:16 | hiramatsu log

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